こんにちは!茅ヶ崎のファンクショナルトレーニングジム「134MOVERGYM」です。

今回は、トレーニングや日常生活において非常に重要な「正しい動作」について、基本に立ち返って解説していきます。
正しい動作を理解することで、より効果的なトレーニングが可能になり、怪我の予防にもつながります。

人間の体は精密に設計されている

人間の体は、実は非常に精密に設計されています。
私たちの体には多くの関節がありますが、それぞれの関節には異なる役割が与えられているのです。

ジョイント・バイ・ジョイントセオリーとは?

人のカラダは構造上、動きが得意な関節安定に適した関節というように、関節によって役割分担がされています。これを「ジョイント・バイ・ジョイントセオリー」と呼びます。

ジョイントbyジョイントセオリーの詳細はこちら↓

この理論によると、人間の体は以下のような構造になっています

【可動性重視の関節】

  • 足首(距腿関節)
  • 股関節
  • 胸椎
  • 肩甲胸郭関節
  • 手首

【安定性重視の関節】

  • 膝関節
  • 腰椎
  • 肩関節
  • 肘関節

動きはどのように生まれるのか?

動きというのは、骨と骨の間に関節があり、骨と骨を筋肉や靭帯がつなぎ、筋肉が伸びたり縮んだりすることで「動き」というものが成り立っています。

この仕組みを理解することで、なぜ正しい動作が重要なのかが見えてきます。

正しい動作の定義

本来のジョイント・バイ・ジョイントセオリー通りに動作が行われていることが、正しく動くということになります。

つまり

  • 可動性が必要な関節では、しっかりと動きを出す
  • 安定性が必要な関節では、安定した状態を保つ

この原則に従った動作こそが「正しい動作」なのです。

なぜ正しい動作から逸れてしまうのか?

しかし、様々な要因により、私たちの体は本来の動作パターンから逸れてしまうことがあります。

主な要因

  • 生活習慣:長時間のデスクワーク、スマートフォンの使用など
  • 個人の癖:特定の動作パターンの反復
  • 過去に行ってきたスポーツ:競技特有の動作による体のアンバランス
  • 運動不足:特定の筋肉の弱化や関節可動域の低下
  • 過去の怪我:代償動作の習慣化
  • 加齢:筋力低下や関節の変化

これらの要因により、姿勢が崩れ、骨の位置がズレ、筋肉の動きに制限(硬さ、緩さなど)が生じることで、本来持っている構造上の関節の役割(ジョイント・バイ・ジョイントセオリー)が崩れることがあります。

代償動作の具体例:股関節と膝関節の関係

分かりやすい例として、股関節と膝関節の関係を見てみましょう。

  • 股関節:動きに適した関節
  • 膝関節:安定に適した関節

座り姿勢を長く続けていたり、歩くことが少なくなることで、本来大きく動くはずの股関節が動きづらい状態になることがあります。すると、膝が股関節の動きをカバーしようとする代償動作が起こります。

膝関節の構造的特徴:

  • 曲げ伸ばしはできる
  • しかし「ねじる」という動きはほとんどできない構造

ところが、股関節が動きづらくなることで、膝関節が代わりに「ねじる」という動きを代償するような状況が生まれます。

代償動作が引き起こす問題

膝関節は本来「ねじる」動きが得意ではありません。そのため、得意ではない動きをすることで

  • 小さな動きでも、それを繰り返すことで半月板がすり減る
  • 靭帯に過度な負荷をかける動作を続ける
  • 結果として膝の痛みとして症状が現れる

このように、一つの関節の機能不全が、他の関節に負担をかけ、最終的に痛みや怪我につながってしまうのです。

大人のトレーニングでは「理解」が重要

特に大人は、生まれてから今までの生活習慣によって筋肉のアンバランス、関節の位置のズレが起きてしまっています。

そのため、関節の構造を頭でも理解し、意識的に動作を行う、トレーニングをすることはとても重要なのです。

なぜ「理解」が必要なのか?

子供の頃は自然に正しい動作ができていても、長年の生活習慣により:

  • 筋肉のバランスが崩れている
  • 関節の位置がズレている
  • 間違った動作パターンが定着している

このような状態では、ただ闇雲にトレーニングをしても、間違った動作パターンを強化してしまう可能性があります。

だからこそ

  • 関節の本来の役割を理解する
  • 正しい動作パターンを意識的に習得する
  • 専門的な指導のもとでトレーニングを行う

これらが茅ヶ崎でのトレーニングにおいて重要になってくるのです。

茅ヶ崎のジム「134MOVERGYM」での科学的アプローチ

私たち134MOVERGYMでは、一人ひとりの動作パターンを詳しく分析し、個々の体の特徴に合わせたトレーニングプログラムを提供しています。

具体的なアプローチ

  1. 姿勢・動作評価:現在の動作パターンを詳しくチェック
  2. 可動域改善:制限のある関節の動きを改善
  3. 安定性向上:不安定な関節の安定性を高める
  4. 動作練習:正しい動作パターンの習得
  5. 筋力強化:適切な筋力バランスの構築

なぜファンクショナルトレーニングが効果的なのか?

正しい動作の習得には、専門的な知識と個別指導が不可欠です。茅ヶ崎にある134MOVERGYMでは

  • 専門的な評価:世界的に有効なトレーナー資格を所持するトレーナーによる詳細な動作分
  • 継続的なサポート:動作の修正と改善を継続的にサポート
  • 安全な環境:正しいフォームでのトレーニングを安全に実施

まとめ

正しい動作とは、人間本来の体の設計図であるジョイント・バイ・ジョイントセオリーに従った動きのことです。この原則を理解し、実践することで:

  • 効果的なトレーニングが可能になる
  • 怪我のリスクが大幅に減少する
  • 日常生活の質が向上する
  • 長期的な健康を維持できる

茅ヶ崎で本格的なトレーニングをお考えの方は、ぜひ134MOVERGYMにご相談ください。正しい動作から始める、あなただけのトレーニングプログラムをご提案いたします。