茅ヶ崎のジム134MOVERGYMトレーナーの視点から、今日は意外と見落とされがちな「運動時のシューズ選び」についてお話しします。
シューズと体の不調の深い関係性をお伝えします。
皆さんは運動する時、どんなシューズを履いていますか?
「クッション性の高いランニングシューズ」
「安定性抜群のトレーニングシューズ」
「最新技術を搭載したハイテクシューズ」
確かに、これらは素晴らしい機能を持っています。
しかし、私たちが本当に考えるべきは 「自分の足の機能を活かすシューズ選び」 なのです。
茅ヶ崎のジムトレーナーが「ベアフット(裸足)」をおすすめする理由
基本的に、私は 裸足の状態に近い感覚で運動ができるベアフットシューズ を強く推奨しています。
なぜなら、足は私たちの体の中で唯一地面と接触し、全身を支える 「土台」 だからです。
この土台がしっかりと機能していなければ、どんなに上半身を鍛えても、根本的な体の改善は難しいのです。
足裏に眠る「固有受容器」という秘密兵器
足の裏には 「固有受容器」 という、非常に重要な感覚機能が数多く存在しています。
この固有受容器は
- 地面からの情報を脳に伝える
- 体のバランスを瞬時に調整する
- 姿勢や動作のコントロールに直結する
つまり、姿勢改善や動作の質向上には欠かせない機能 なのです。
しかし、現代の生活では裸足になる機会が激減しています。
朝起きてからスリッパ、外出時はソールが硬く先が細い革靴、帰宅後もスリッパ…
一日中、足は何かに覆われた状態です。
この結果、足趾は動きを失い、固有受容感覚の機能が著しく低下し、体全体のバランス機能や姿勢制御能力が弱くなっているのです。
現代人の足が抱える深刻な問題
1. 足趾(足の指)の機能低下
現代の靴の多くは
- つま先が狭く、足趾が窮屈になる
- 足趾を使って地面を掴む動作ができない
- 足趾の筋力が弱くなる
2. 足首の可動域制限
- ヒールアップの靴により、足首の背屈(つま先を上げる動作)が制限される
- アキレス腱の柔軟性が低下する
- しゃがむ動作が困難になる
3. 足アーチの機能不全
- クッション性の高いソールにより、足本来のアーチ機能が使われない
- 足の筋力低下により、扁平足や外反母趾のリスクが高まる
足の機能低下が引き起こす全身への影響
「足の不具合は膝関節の痛み、腰痛の原因になる」
これは決して大げさな話ではありません。
体は一つの連鎖システムです
足の機能低下 → 膝のアライメント不良 → 股関節の動き制限 → 骨盤の歪み → 腰椎への負担増加 → 腰痛発症
このように、足の小さな問題が全身に波及していくのです。
裸足は理想、でも現実的にはベアフットシューズがおすすめ
理想は裸足での運動ですが、ジムでは
- 衛生面の問題
- 安全性の確保
- マナーの観点
これらを考慮すると、裸足での運動は現実的ではありません。
そこで私がおすすめするのが 「ベアフットシューズ」 です。
ベアフットシューズの特徴
1. 薄くて柔らかいソール
- 足裏の感覚を遮断しない
- 地面からの情報を足裏で感じ取れる
- 固有受容感覚を活性化させる
2. 足趾の自由度
- つま先が広く、足趾が自然に動かせる
- 足趾で地面を掴む感覚を取り戻せる
- 足趾の筋力向上に貢献
3. ヒールドロップがゼロ
- かかととつま先の高低差がない
- 足首の自然な動きを妨げない
- 正しい姿勢での立位・歩行が可能
高機能シューズの落とし穴
現代は確かに高機能シューズが溢れています。
- 衝撃吸収機能
- 安定性向上機能
- 推進力アップ機能
競技スポーツにおいて、これらの機能は確かに有効です。
しかし、高機能シューズに頼る前に、まず自身の足の機能を取り戻すことが重要 ではないでしょうか。
シューズの機能に依存していると
- 足本来の機能が使われない
- 筋力や感覚機能が更に低下する
- 根本的な体の改善から遠ざかる
茅ヶ崎のジムトレーナーがおすすめするベアフットシューズ3選
ベアフットシューズに興味を持たれた方のために、私が実際に使用し、会員様にもおすすめしているベアフットシューズをご紹介します。
1. Vibram FiveFingers(ビブラムファイブフィンガーズ)
特徴: 5本指に分かれた独特なデザイン
- 足趾を一本一本独立して動かせる
- 裸足に最も近い感覚を体験できる
- グリップ力が非常に高い
- 慣れるまで時間がかかるが、効果は絶大
おすすめ用途: トレーニング、ヨガ、体幹トレーニング
詳細: https://www.barefootinc.jp/
2. VIVO barefoot(ビボベアフット)
特徴: 日常使いもできるスタイリッシュなデザイン
- 薄くて柔軟なソール
- つま先が広く、足趾が自由に動かせる
- 普段履きとしても使える豊富なデザイン
- 初心者にも取り入れやすい
おすすめ用途: トレーニング、ウォーキング、軽いランニング、日常生活
詳細: https://vivobarefoot.co.jp/
3. XERO SHOES(ゼロシューズ)
特徴: 超軽量でコストパフォーマンスが良い
- 4mmという極薄ソール
- 非常に軽量で持ち運びやすい
- 価格が手頃で始めやすい
- サンダルタイプからスニーカータイプまで豊富
おすすめ用途: トレーニング、ランニング、ウォーキング、アウトドア
詳細: https://kenkosya.com/products/list?category_id=2
ベアフットシューズを選ぶ際の注意点
- 段階的に慣らす – 急に長時間履くのではなく、短時間から始める
- 用途に合わせて選ぶ – 室内用、屋外用、日常用など目的を明確に
- サイズ選びは慎重に – 足趾が動かせる余裕があるサイズを選ぶ
- 筋力不足に注意 – 足の筋力が弱い場合は、段階的にトレーニングも併用する
茅ヶ崎のジム134MOVERGYMで実践する「足の機能改善トレーニング」
茅ヶ崎の134MOVERGYMでは、可能な限り「足の機能を活かす運動」を推奨しています。
- ベアフットシューズでのトレーニング
- 足首の可動域向上プログラム
- 固有受容感覚を高めるバランストレーニング
トレーニングにはこれらの内容が含まれたものを行っています。
体の土台である足から、根本的な改善を目指しています。
茅ヶ崎で体の不調にお悩みの方の多くが、足の機能改善により劇的な変化を実感されています。
今日から始められる足の機能改善
1. 家では裸足で過ごす
- スリッパを脱いで、裸足で歩く時間を作る
- 足趾を意識的に動かす
- 足裏で床の感触を感じる
2. 足趾のエクササイズ
- 足趾でタオルを掴む
- 足趾を一本ずつ動かす
- 足趾でじゃんけんをする
3. 足首の可動域向上
- 足首をゆっくり回す
- ふくらはぎのストレッチ
- しゃがむ動作の練習
まとめ:関節の不具合が出る前に
「予防に勝る治療なし」
これは、134MOVERGYMが常にお伝えしている言葉です。
足の機能低下による膝痛や腰痛が発症してから対処するよりも、関節の不具合が出る前に足の機能を取り戻すこと が何より重要です。
あなたの足は今、本来の機能を発揮できていますか?
シューズ選びを見直すことから、根本的な体づくりを始めてみませんか?
茅ヶ崎のジム134MOVERGYMでは、足の機能改善から始める根本的な体づくりをサポートしています。
ベアフットシューズでのトレーニングに興味のある方、お気軽にお声かけください。
茅ヶ崎で本格的な姿勢改善・腰痛予防・膝痛予防をお考えの方は、134MOVERGYMのプログラムをぜひお試しください。
茅ヶ崎駅からアクセス良好な当ジムで、あなたの体の土台から変えてみませんか?